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エコドライブのノウハウ

先日、エコドライブ講習会を受講しましたが、いろいろな方からそのノウハウについて照会をいただきましたので、簡単に説明します。

まず、エコドライブの必要性ですが、やはり温暖化対策が一番の理由でしょう。
家庭から排出される二酸化炭素のうち一番排出量の多いのが「電気」、その次が「ガソリン」からとされています。これらの使用量をいかに減らしていくかが我々に与えられた課題といえます。

では「ガソリンの使用量を減らすにはどうするのか」ということですが、まず車を利用する際に「徒歩」や「自転車」、「公共交通機関」の利用を選択肢として考慮することが大切です。そして「やはり自動車」を選択した場合に、次に「エコドライブ」の技術が必要となります。

いよいよ「エコドライブ」についてのノウハウですが、そんなに難しいことではありません。

①不要なアイドリングはやめる
②タイヤの空気圧をチェックする
③不要な荷物を降ろす
④暖機運転は適切に
⑤急発進、急加速はやめる
⑥車間距離に余裕を持つ
⑦エンジンブレーキを積極的に使う
⑧駐車場所をよく考える
⑨夏のカーエアコンの設定は1℃高めに
⑩ドライブは計画的に

というものです。
どれも読んでいただければ分かることばかりです。
④の暖機運転だけは間違った認識の方が多いかもしれません。
最近の車はよほどの寒冷地などでない限り、暖機運転って必要ないんです。
メーカーのホームページにも記されています。

あと走行パターン時(発進、巡航、原則、停止)により気をつけることが変わってきます。
走行する際に一番ガソリンを消費するのが「発進」時です。
なので、発進は一呼吸おいて、それからアクセルを徐々に踏み込みましょう。
オートマ車なら、停車する際に前の車との車間を広めにとって、クリープ現象をうまく利用して発進することが◎となります。
合い言葉は

ふんわりアクセル 『eスタート』”でやさしく発進

です。
そして、巡航時は周りの状況を早めに把握し、無駄な加減速をなくしましょう。
次に減速時です。
減速時は赤信号を見つけ次第「アクセルオフ」。これで「フューエルカット」が働きます。
最後に停車時ですが、周りの状況を見ながらアイドリングストップをしましょう。
夜間、夏場などは難しいかもしれませんが、5秒以上停車する場合はエンジンを切った方が燃費が良くなります。歩行者用信号などを参考にすることをお勧めします。

あと、微妙なアクセルワークができるように、運転姿勢にも気をつけるように言われました。

ボクは、エコドライブを昨年から行うようになりました。
職業柄「やむを得ず」という部分もありましたが、燃費の向上、安全性という面において大きな効果が出ています。
燃費は2000CCのミニバンVoxy(平成13年式)に乗りながら2割程度アップしています。
数値で言えば、エコドライブ前は8キロ/㍑なんていう数値もちょくちょく出ていましたが、いまは9キロ/㍑を切るなんてことはありません。街中走行で1~2キロ/㍑程度の改善が見られています。
こんな状態ですので、今回の講習を受講して更に改善が見られることはありませんでしたが、一緒に受講したおばさんたち(失礼)は凄かったですよ。5キロ/㍑近く改善された方もいらっしゃいましたから。

もし、機会があれば同様の講習を受講されるとコツが分かると思います。
エコドライブのノウハウ_a0086656_15281019.jpg

ちなみに愛知県では こちら で講習会の開催情報が確認できます。
また、JAFのホームページチーム・マイナス6%のホームページなどでもエコドライブに関する情報が掲載されていますので参考にしてください。
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by peace-corgi | 2007-09-29 15:29