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地球温暖化を捉えられない日本

温室効果ガス 削減目標を見送りへ

いま、インドネシアのバリ島で京都議定書の次のステップとしての国際会議が行われています。各国ともいろいろな思惑が絡んで会議が難航し、温室効果ガス削減目標の数値化を見送ることになるようです。

先日、アル・ゴア前米副大統領と、各国の科学者らで構成する国連組織の「気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」にノーベル平和賞が授与されました。
これは、これまでの授賞理由だった「和平」「民主化」「軍縮」に加え、地球温暖化という「環境」問題も世界の安全保障にとって見逃せなくなってきたことを示したのです。
それなのに・・・

途上国が温室効果ガスの削減について、いろいろな主張をすることはまだ分かります。
しかし、アメリカや日本というリーダーシップ的役割を果たさなければならない国が後ろ向き発言では何ともなりません。
「いまの政府は将来の地球市民のことを何も思っていない」と批判されても全くおかしくありません。
いま、温暖化対策を進めなくてどうするのでしょうか。
いま初めても手遅れなのかも知れないのに・・・

by peace-corgi | 2007-12-14 23:14